2022年度事業方針
コロナ禍もまだまだ出口が見えない中、3 度目の総会を向かえるにあたり、事業計画の基本方針を述べさせて頂きます。
昨年も述べさせて頂きましたが、電動自転車の普及により、子乗せ自転車の普及が急速に見られるようになりました。
自転車本体の重量、長さ等の問題が、自転車駐車場の設計・管理を主としている我々工業会として電動自転車専用もしくは普通車とも共用出来るラック等の改良を迫られております。
本年度の大きな目玉の事業としては、自転車駐車場便覧を発刊し、初夏までに全国市町村等にお配りしたいと考えております。
また昨年度より多くの会員企業より、認定へのご依頼が増えておりますが、引き続き本年度もお願いを申し上げ事業計画とさせて頂きます。
各部会からの事業計画は、部会長より報告させて頂きますが、もう暫くは感染に気を引き締めて頂き無理のない方法で委員会の運営をお願いいたします。
理事長 内田 勉
≪部会・委員会活動≫
1.技術部会
(1)技術委員会
サイクルラック技術基準見直し
・風圧力、耐震性を考慮した基準のあり方の検討(継続)
・子乗せ自転車用スライド式サイクルラック技術基準を他のラックへ展開検討
・旧申請資料の電子化をしクラウド内で管理
(2)審査委員会・ワーキンググループ
・技術基準認定申請への対応
・認定データクラウドシステム本格運用
2.広報部会
(1)広報委員会
・講演会・研修会の実施
・会員満足度向上に向けて、2019 年度アンケート調査結果等に対する
対応(返答、情報配信)の検討を継続
(2)ブランディング委員会
・HP のブラッシュアップ継続(会員会社別取扱製品・サービスの検索ページ追加)
・広報誌「Bicycle Parking」の発行(3 回/年)
・電動キックボードの「駐める場所、止め方」基準ルール・駐輪環境の
規格策定に向けた情報発信・広報活動(管理運営部会・技術部会と協働)
・サイクルラック技術基準の認定制度確立に向けた国土交通省との意見交換
3.管理部会
(1)管理運営委員会
・自転車駐車場においての電動キックボードの取り扱いについての検討
・標準契約書についての検討
・自転車駐車場の料金改定についての検討
(2)管理システム委員会・I T 化推進ワーキンググループ
≪主な活動≫
1.行政(国土交通省、東京都等、各地方自治体)との連携強化
2.公益財団法人 自転車駐車場整備センターとの意見・情報交換
3.自転車関連団体等との交流・連携強化
4.国内外自転車駐車場施設視察・研修の実施
5.会員相互の情報交換等